江戸日本橋開発の風景(三井の都市建設)
記事末にちょこっと紹介されている、三井による日本橋エリアの再生は、当時けっこう見モノでした。
日本橋に活気を取り戻そうと立ち上がったのが、三井不動産だ。04年3月、閉店した東急日本橋店の跡地に、新しい商業施設「COREDO日本橋」を開発した。日本の中心(CORE)は江戸日本橋(EDO)だった、という思いを込めてネーミングした。これをきっかけに、官民地元が一体になって開発する日本橋再生計画が大きく動きだした。
証券の街・兜町、商品先物の街・蛎殻町を擁する大金融街である日本橋。
そう思って、バブル期にここら辺に就職した人間は、「なんで日本の中心街なのに、日本橋ってこんなしょぼいの?」と思ったはず。
しかし、20年位前から数兆円規模の投資資金が集まる大開発が始まって、今、日本橋はメチャクチャにオシャレ。
それと、ショップが多くて、ターゲットが東京23区の他のエリアと競合しない、富裕な中年層向けなので、観光地的にも流行っています。
何より、再開発中、工事現場を覆う鉄壁の道路側に、江戸と日本橋の発展を紹介する絵巻みたいな宣伝がされてて、大工事中の街のデザインとしても優れていました。
兜町や銀座方面を通るたび、どういう風になっていくのかが楽しみというような・・・。
そんなこと、思い出しました。
(記事のメインテーマであるニューヨークの高層ビル建築には興味ないけど)