貼るだけ耐震リフォームは大丈夫か?(アラミド繊維のアラテクトシート工法)
リリース記事の写真を見ると、リフォーム業者が見本としてか住宅室内で、
【壁紙の貼ってある壁にそのまま『繊維シート』を貼り付けて、その上に更に壁紙を貼る」という「簡単施工」で完了する、貼るだけ耐震リフォーム】
のようです。
どうせ業者をかますなら、元々の壁紙を残してその上から貼る、なんていう素人っぽい手抜きをするより、いっそ、元の壁紙は剥がしたほうがいいんじゃないか???
と率直に思えますが、これが低価格で耐震リフォームできるなら、ありがたいとも思えます、値段については書かれていませんが・・・。
リクシルさんのサイトを見ると、
【アラテクトシートを、専用の座金・ビスで固定するだけの簡単施工で、構造用合板同等の耐力(5.3kN/m)を発揮】
とあります。
こういうの、ホームセンターで気軽に割安価格で買えると便利なんですが。
商品である、貼るだけシートはLIXILが作っただけあってしっかりしたものでしょうが、簡単施工しかできないリフォーム業者に依頼して、果たしてどうなるの???というのが悩ましいところです。
【アラテクトは、財団法人日本建築防災協会より住宅等防災の「技術評価(評価番号:DPA-住技-64)」を取得しており、設計・施工者は事前に技術講習を受講して頂く必要】
と記載されているので、製造元のリクシルさんでアラテクト技術講習会は用意されてるようです。
(となるとホームセンターでは買えないか・・・残念です)