湘南茅ヶ崎の潮風改築、サンルーム増築か?単にアルミ温室か?
茅ヶ崎海岸の素敵な住まいと塩害との戦い
10年位前に買取して倉庫に眠っていた、1坪サイズのアルミフレーム製ガラス温室キットが、先日、親類のリフォーム費用節約に役立ちました。
茅ヶ崎市の海岸沿いに土地を相続した親戚が、斜面を利用した地下1階・地上2階の実質3階建て住宅(鉄筋コンクリ)を新築したのは5年前。
かなりの敷地面積を使た邸宅で、3階の太平洋を眺めながらのビアガーデンパーティも可能な広々したベランダが自慢でした。
しかし、去年辺りから「洗濯物が潮で傷んでしまう」「ヴィンテージもののVespaがサビサビになった」と泣きが入っていました。
湘南海岸の潮風の強力さ、バイクを吹き飛ばす
藤沢から茅ヶ崎をとおり大磯を抜け小田原方面に至る、西湘バイパスというドライブに最適な湾岸道路があります。
湘南の海岸は太平洋からの海風をまともに受けるので、砂浜と海岸道路の間にはビッシリと防風林が植樹されています。
砂浜に沿って絶え間なく防風林が続くものの、茅ヶ崎と平塚市を結ぶ「新湘南大橋」の真下は相模川が流れ、当然、風をさえぎる林がありません。
車でここを通っても激しく風に煽られますが、バイクでここを通った時は太平洋からの直球で吹いてくる超強風に、薙ぎ倒されそうになりました。
平日で風のない穏やかな陽気でも湘南海岸沿いは風が絶えないんです。防風林の木々さえ内陸に向って倒れるように生えています。
そんな茅ヶ崎は内陸に相当入った茅ヶ崎駅の辺りでも塩害はありますが、海岸に近いとそれがハンパない。
超素敵な夜景、人気の海岸まで直行可能、近所はみな金持ち、といった大きなメリットを相殺しかねないくらい、場所によっては潮風に悩まされます。
www.city.chigasaki.kanagawa.jp
サンルームの増築工事は高くつくので温室キットで
従兄弟夫婦の場合、主な悩みは「洗濯物」。建物はまだ、新築同様だし、ベスパは仕事に差し支えないから諦めてもらいました。
休みを利用して、アルミフレームの本来は植物用の温室(組立てキット)をベランダ部分に置いて、強風でも、飛ばない工夫を凝らしました。
ベランダ部分をサンルームにする増築工事は金がかかってしまうし、アルミ温室は新品同様とはいえジャマな在庫だったので、ちょうど良し。
風の強い湘南で、温室自体が風力に共鳴して、騒音を起こしやしないかという心配も杞憂だったようです。
温室置いてもまだビアガーデンのできるベランダ。金もらっておけば良かったと思っています。
マンションの管理規約とベランダの改築リフォーム
こういう海岸沿いの家って、エアコンの室外機などは金を惜しまず耐塩仕様のモノにしないと、故障ばかりして金が飛びます。
また、日本で初めての海水浴場としても昭和を代表するビーチリゾートとしても有名な「大磯ロングビーチ」には、高級な分譲マンションが建ち並んでます。
大磯海岸の不動産はロケーション的には茅ヶ崎とそん色ないのに、「中郡大磯町」と「郡部」であるため、中古価格が割安です。
ただ、ここらのマンションもベランダは潮風が直撃するし、20年近い前の中古マンションだと耐塩害対策がなってないので、やはり洗濯物で苦労します。
マンションだと管理規約もあるから、共用部分のベランダをサンルームにリフォーム工事するのは無理でしょう。
恐らくアルミフレーム温室が「救いの神」になると思われます。
湘南っ子と鎌倉っ子、藤沢っ子
ちなみに日本のサーフィンの元祖は湘南じゃない、鎌倉だそうです(鎌倉市民は何でも湘南より上というプライドがあります)。
(wikipediaではサーフィンの発祥は鎌倉でも湘南でもない、『山形県だ!』と書かれています)
湘南っ子じゃなく、鎌倉っ子がロングボードというより雪遊びのソリみたいな「フロート」というのを始めたのが最初。
その紐のついたフロートと名づけた大きな板を使って波に乗る曲芸を鎌倉商工会議所のイベントで披露したそう。
湘南乃風のメンバーも鎌倉っ子と藤沢っ子、および世田谷っ子です。