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丹下健三生誕100周年記念、瀬戸内国際芸術祭公式カタログ

瀬戸内国際芸術祭2013丹下健三生誕100周年プロジェクト『丹下健三KENZO TANGE伝統と創造―瀬戸内から世界へ』公式カタログ」というぶ厚い書籍があります。

瀬戸内国際芸術祭・第2回が2013年に行われ、それの記念カタログ。芸術祭第1回は2010年。次回(第3回)の芸術祭は2016年だそうです。

瀬戸内国際芸術祭2016=Art Setouchi | 活動概要

瀬戸内国際芸術祭のサイト=Art Setouchi

瀬戸内国際芸術祭

瀬戸内国際芸術祭とは、香川の高松港、岡山の宇野港、および瀬戸内海に浮かぶ、直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、犬島、沙弥島、本島、粟島伊吹島、などの「島々を美術館」として開催する、一大芸術祭です。

四国や山陽・関西地方では地域あげての大イベントです。

とはいえ、各島でアートイベントが行われるのに、島々を結ぶフェリーなど海上交通が一日数本しか便がないから、全島を堪能するには、10日近くはかかります。

瀬戸内国際芸術祭 - Wikipedia

学生さんや外国人旅行者などバックパッカー以外には、なかなか物理的に行くのが困難なイベントです。

だから、インテリアデザイナーや建築家の人たちには、この芸術祭のお土産はメチャ喜ばれます。

私も行ったことがなく、この公式カタログ「丹下健三 伝統と創造」はもらったものです。

丹下健三 伝統と創造 ?瀬戸内から世界へ

図書館には必ずあるはず=日本が誇る芸術家・建築家だから

ちなみにこれアマゾンでは、中古本も定価で売られ、ブックオフでは品切れなのですが、中身を見るだけなら全国どこの図書館行っても置いてあるはずです。

この丹下健三作品集の出版元である「美術出版社」さんに限らず、出版社にとって日本全国に数千件ある公立図書館は、「最大のお得意さん」です。

書店チェーンやTUTAYAより店舗数が多く、「注文書を送ればかなりの確立で、書店(委託)と違って、現金で買ってくれる、超上客」なのです。

だからエロ出版社以外の出版社は、「書店さんに送る注文書」の他に「図書館さん宛の注文書」を作り、ファックスなんか一度登録すれば手間はないので図書館のFAX番号を登録し、新刊が出るごとにファックスをします。

そして、普通の書店では高額で売れない、美術書や建築関係、都市計画や地図関係の出版社は、売り上げの数割は図書館だったりします。

図書館法

図書館の司書さんは、図書館法の「国民の教育と文化の発展」という法律目的に従い、市民公共の利益となり公益に資する書籍を選んで仕入れます。芸術や美術関係の書籍は図書館のコンセプトにぴったりで、たいがい仕入れます。

(公益性もなく読んで得るものがないはずの、神戸連続児童殺傷事件の加害者・元少年Aの手記「絶歌」も、恐らく大田出版がマスコミでどれだけ噂高いかのパブリシティをまとめあげ、全国の図書館に、先月くらいには既にFAXリリースし、図書館は公器として断る理由もないから、公立図書館および「支所」の数だけ、売れちゃうでしょう。間違いなく)

そして、この「芸術祭+丹下健三100周年」の記念書籍は、「大芸術祭+日本一の建築家の情報」ですから、「仕入れない理由」が見つかりません。だから、どこの図書館行ってもあるはずだと思うわけです。

なんでこんなことを書いたかというと、昨日記しました丹下健三さんの追悼番組「私の履歴書・建築家丹下健三」の「後編」が来週日曜にやるのですが、それをもし見る人がいたら、図書館でも行ってこの本を借りて読んでから見たら、2倍楽しめるんじゃないかと思ったからです。

builders.hateblo.jp

丹下健三伝統と創造の内容

丹下健三伝統と創造の内容は、瀬戸内地方の建築物を中心にした丹下健三作品の解説付き写真と、槙文彦氏・隈研吾氏・安藤忠雄氏をはじめ数十名の著名な建築家・芸術家による丹下建築への寄稿、巻末には卒業制作のパース画や設計図面の青焼きなど、380ページ、見ごたえあります。

細かくは、土曜とかに図書館など行って内容を見てもらったらいいと思います。日本を代表する建築家や芸術家の人たちの建築や都市計画に関するまとめ本みたいなもので、解説するにしきれない量と重厚感があります。