建築家ゲーリーフランク展と東京の空中権ラッシュ
ミッドタウンの庭園美術館(21_21 DESIGN SIGHT)で建築家フランクゲーリー展が10月から開催されるそうです。
フランクゲーリー氏は、フィッシュダンス(安藤忠雄氏監修)など巨大モニュメントや面白建築物を建てる人で、プリツカー賞などを受賞した世界的建築家です。
(フィッシュダンス:神戸)
イッセーミヤケのNY店の設計もしてて、今回、安藤忠雄氏や三宅氏がプランニングした美術館で開催するのって、大物つながり的でかっこいい話です。
21_21 DESIGN SIGHT - Wikipedia
ゲーリーの設計する建築物は、地元住民に評判が悪いことが多いそうです。
千年の歴史を物語る黄金の都、チェコの世界遺産・プラハ歴史地区にヘンテコな建物建てたら、ゴシック様式やロマネスク様式の重厚な建築物にちょっと悪影響な気もします。
(踊るビル:プラハ)
チェコ国民の愛する「プラハ城」まで川を渡ってすぐだし。京都や鎌倉など古都の中心にバブリーなビルが建った感じ。
日本では古都保存法で歴史景観が守られます。でも、東京ではオリンピックに向けて「空中権」売買による超高層ビルが建築ラッシュ。
民法を基礎とした建物や権利の法律を駆使し、東京は更に進化してますが、流石に象徴である皇居を見下ろすような乱立は規制する法がないとダメだろって気がします。