アラブ首長国連邦の3Dプリンタ建築物が世界を変えるかも
アラブ首長国連邦が3Dプリンターでビル建てるそうです。
ドバイが世界初の3Dプリント・オフィスを構築 - SankeiBiz(サンケイビズ)
さすが超大金持ちの王国というか、やること違います。「プリンター本体のサイズが55~6坪」もある・・・中古になったら買主いるのか?って貧乏性で考えてしまいます。
アラブの王様は不動産投資もハンパじゃないし、建築物もドバイリゾートの開発のニュース映像とMi-4でしか見たことないけど、スケールが違います。
冗談とか王子様の道楽でプリンターハウスでも作るのかと思いましたが、記事の末を見て感心。この3Dプリンタで「建設廃棄物を最大6割は減らせる」そう。建築の歴史が変わるかも。
国土の多くが森林で潤沢な水資源に恵まれた、我々日本人からしたら不思議ですが、世界は木の生えてないカラッカラの砂漠の方が多いし、これからも増えるでしょう。
アラブ・イスラムの人々は二千年も前のナバテア王国時代から卓越した灌漑技術によって、砂漠で水を操って繁栄してきましたが、これからの時代はさらにイニシアティブを握るかもしれない。
砂漠の中にオアシスを人工的に作る。アルアインと言われる世界遺産にもなってるオアシス都市はその典型です。
コンビニの敷地いっぱいくらいある巨大なプリンタでビルを建てちゃって、それは資源保護にもつながるという現実は、水をゼロから生み出す人々にしかできない発想かもしれません。