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建替え診断室

建替えか?リノベーション・リフォームか?神奈川~東京の中古住宅・査定事例を紹介!

欠陥建売住宅を掴まない自己流調査

欠陥住宅

事前検査・調査で欠陥住宅を避ける

欠陥建売住宅に当らないためには、とにかく事前検査(自己流調査)が何より重要です。

 1千万円以上の買い物をするのに物件の検査は当り前。自己流の物件調査をためらわずにやりましょう。こばむ業者は怪しいと思って充分です。

建具の具合を開閉して調べる、敷居や畳を踏み鳴らし変な感じと思ったら業者に尋ねる、キッチンの水、トイレの水を流してみる、などは不動産購入者たるもの「誰でもする」と思ってください。

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建築確認書と検査済証

さらに床下換気口を開けてもらい、なんとなくでいいので建物の底を覗き業者に(どうでもいいことでも)感想を伝え、反応をみてみます。

そして、見学時にないと言われたら後日でも良いので、建築確認書と検査済証を見せてもらい、それを一緒に見ながら、「確認通知と検査済み証に『違い』はありますか」と聞きます。

確認通知と検査済証の違いがあるか聞くのは、途中で建築内容に変更があるのはいいとして、その変更内容が消費者として腑に落ちるか落ちないか知るためです。

建築の知識がなくても一般常識に照らして「どうも変だ」と思ったら、たいていその勘は当っています。それを追求して、「迷惑」がったら即、その物件の購入を止めましょう。

建築確認書類の見方

まともな不動産営業マンなら、建築確認以降の変更点に関する理由を、消費者目線で説明できる話術を心得ているはずです。

お客さんなのだから、建築確認書類の見方なんて分らなくて大丈夫。代わりに書類と照らして、柱の寸法や筋交いの数に間違いがないか聞きます。

建築書類の中に矩形図という家を2つにパカッと割った断面図があるはずなので、それをひらいて基礎や内装材に間違いがないか質問しましょう。

ICレコーダーの活用

上記の一連の行動をする時に必ず必要なものがあります。それはICレコーダーです。

ウン千万円の買い物をする客の当然の権利として、「ICレコーダー『使う』けどいいですか?」と断ってからでも、隠して録音してでもどっちでもいいです。

でも、良心的な不動産マンなら「当然ですよ、どうぞ」と笑顔で了承するハズです。

ICレコーダー出したとたん、「うちは冷やかしお断りですよ!」とか逆ギレする業者の販売する建売住宅は、どこか不良があります。

正規の建築物の内容を解説する、その会話を記録されることで、逆ギレする根拠はフツーはないからです。

ICレコーダーは、今、安いものなら数千円で売っています。日本製のものなら、たいてい壊れず、録音からPCへのダウンロードまで完全にこなしてくれます。

インスペクション・住宅診断

最近、建て売り住宅が欠陥か欠陥でないか、5千円~数万円の報酬で同行して検査してくれる、正義の味方みたいな建築士の「バイト仕事」が正業として成り立っています。

「見知らぬ」建て売り業者から買う住宅が、やばいかやばくないか調査するのに、ネット検索で見つけた「もっと見知らぬ」建築士を信頼して気前よく金を払う奇特な人がいるから、インスペクションビジネスが流行るのでしょう。

知人の紹介の建築士さんに依頼するなら理解できますが、何のコネもない初見の建築士をつい信頼してしまう所がネットの怖さです。

建売住宅が不良かどうか、調べさせた調査マンが更に不良だった。ザラにある話で、この場合、単に欠陥住宅をつかむより2倍損をします。

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欠陥調査建築士に保証はない

欠陥調査をする建築士も検査会社も、欠陥を見抜けなかった時の保証をするといいつつ、今まで、保証した事例は存在していないです。

そして、一番厄介なのは、建売業者に「客が連れてきた建築士が欠陥がないと認めた住宅だ!」と開き直られることです。

「貴方の連れが良い住宅だ、買いなさいと太鼓判を押した優良住宅ですよ、ウチは」と開き直られたら、将来、手も足も出ません。

欠陥住宅じゃないと判定した建築士に文句を言っても「あの、その」しか言わないはずです。反省する素振りは見せても1円も弁償はなし。そんなものです。

だから、建売住宅を買う時は、自分で時間を割いて、自分で納得いくまで買いたい住宅を調べるのが一番です。

車屋さんと不動産屋さん

クルマ屋さん(自動車ディーラー)でも、店に足しげく通って「いいなー、早く妻を説得して買いますからね」と言いながら憧れの目で購入希望のクルマを試乗したり、スペックをたずねてくる客を嫌がるディーラーなどいません。

客にあれこれ聴かれることをうっとおしく思うのは、事故車を「2こ1」で売ったり、メーター改ざんとかしてる悪徳業者だけです。

彼らの場合は、警察の目が怖いから、色々聞かれるのを好みません。

でも、まともな車屋さんはコミュニケーションを取ってくるお客さんを好きになっていきますし、客もまた同じでしょう。

複数の建売住宅を比較

建売住宅も同じことだと考えて、複数の建売住宅物件を「見て回る」べきです。1件だけではなく(高い買い物なのですから)。

建売住宅を購入しようとする人の多くは、素直に広告で見た1件を内見し、セールスを受けて、素直に、売買契約を結びます。

欠陥住宅をつかまない調査。それ以前に、1件だけで考えずに何件も回ったらいい。不動産業者たちも思っています。

できれば、複数物件を見て回って比較・選択する方法を勧めます。