窓の起源と専門分野が細分化するリフォーム業
窓リフォーム専門相談会のことを先日記しましたが、最近は一般のリフォーム業者さんも窓リフォームに特化したり、玄関リフォーム専業になったり、業務の細分化が進んでいます。
windowsは複数窓(ブラウザ)の意味
MS-DOS時代のマイクロソフトのOSは、ブラウザが一画面しかなくて、一太郎なら一太郎くらいしか使えませんでした。
この当時には、アップルのマッキントッシュのマックOSのほうが、シェアは少なかったものの、MS-DOSを搭載してる他の全てのメーカーのPCより使いやすかった。
その後、バージョン2.0から、windowsの「ウィンドウズ」たるゆえん、ブラウザを幾つも重ねて表示することが可能になりました。
windowsが文字通りの「複数窓(ブラウザ)」システムとなったんですね。
ウィンドウ(window)は風を見る眼
このwindowsという単語の元になってる「ウィンドウ(window)」という言葉は、ウィンドつまり「風」とアイつまり「目」から由来する造語だそう。
yahoo!知恵袋と英和辞書のウェブリオを読んで、ヘーッと思いました。
wind+owで、ウィンドウは「風を見る眼」という意味だそうです。「ow」が「eye」を表す欧語ってのは、わけ解らないけど。
ちなみに「ow」の意味は、
あいた! あちっ! あたた… ouch!
など、痛みをあらわす言葉だそうです。
家が建築物という体裁の住居になって
知恵袋もweblioもここまでだったんで、ヘーと思いつつ、「眼」が建物を擬人化(シミュラクラ現象)しての「目」なのか、建物の中で「風を見る」ということなのかは不明です。
シミュラクラ現象とは?
ただ、「風を見る」を拡大解釈して、「天気(風雨)を見る」と考えると、しっくりするかなとも思います。
窓がなかった頃、原始ってほどでもなく、掘っ立て小屋に暮してた頃は玄関もなく吹きっさらしだから、外に出なくても明日の天気を体感で予想できた。
でも、建築物という体裁の住居では、玄関を開けるか、窓ガラス越しでしか空を見れない。だから、窓が「風を見る眼」になるのかなと。
日本語の窓は旧字体(囪)だと窓そのもの
日本語の窓は間戸、つまり間の戸の意味だそうです。「窓」の旧字体は「窻」です。
窓という漢字の由来窓という漢字はどのような由... - Yahoo!知恵袋
読みにくいですが、新字体のマド(窓)は「穴」の下に「ム」と「心」。
旧字体のマドは、「穴」と「心」の間の「ム」の部分が「囪(←これのキの部分がタ)」という・・・。
「窗」の下に「心」。この「囪」部分が、モロに「障子の桟」を表している感じがします。
日本建築への外国人の印象
ところで、日本の紙文化は世界的にめちゃ評価が高いですが、外国人にとって、マドに紙を使う日本の障子文化は異次元レベルのインテリアクオリティに感じるそうです。
昔、留学生の友達とテレビ見てて、「和室の障子の雪見窓から庭の景色がみえる」CMだったか、時代劇のワンシーンだったかをみて、留学生が「美しい、素晴らしい!」と歓喜していました。