BSジャパン日経スペシャル、私の履歴書・建築家丹下健三
新国立競技場の建築は結局、イギリスの建築家ザハ・ハディド案で、予算オーバーのケツをどこが処理するか不透明なまま、進められることになったようです。
日曜pm6:30からのBSジャパン「日経スペシャル私の履歴書」では、昨日と来週の日曜日を前半後半に分けて、建築家丹下健三さんの特集をやっていました。
昨日の「建築家丹下健三 日本の底力を世界に示した男(前編)」では、丹下健三さんの生い立ちから広島平和記念公園の設計、竣工までを追っていました。
番組内で印象深かったのは、丹下氏の「やりっ放し好き放題に作っていいわけじゃなく、建築家には社会的使命がある(みたいなニュアンスの言葉)」でした。
東大の丹下研究室の生徒であり丹下氏を敬愛していた、建築家・槙文彦氏が、今回の新国立競技場の予算オーバーを平気で放置するズサンな建設計画に対し、義憤をもって反対する気持ちがわかる気がしました。
来週、6月21日pm6:30からの「日経スペシャル私の履歴書、建築家・丹下健三 日本の底力を世界に示した男(後編)BSジャパン」は、丹下氏が東京オリンピック(国立屋内総合競技場―代々木体育館)の設計に至った全工程などを放送する予定のようです。