箱根大涌谷現在とNZタウポ湖～噴火規制解除と観光

箱根大涌谷現在

箱根大涌谷の噴火予知規制がGW前に始まりましたが、現在は解除され落ち着いています。

国土地理院によれば箱根山大涌谷小涌谷の地面が溶岩の影響か33cmほど隆起したそうです。

私は妻や義母のリクエストで休日に箱根大涌谷観光に連れて行くため、天気予報を日々チェックしています。

あじさい電車

でも、天気が雨でも、これからの季節の箱根では、箱根登山鉄道のあじさい電車という観光名物があります。

あじさい電車は、もともと自然豊かな箱根登山鉄道の線路沿いに梅雨には紫陽花が大群生して、その紫陽花の林の中を列車がくぐりぬけていくものです。
雨の中の紫陽花の林を電車が走る光景は、特に夜が幻想的で、「夜の紫陽花電車」は、鉄道ファンや観光客が撮影スポットに毎年・連夜たくさん集まっています。

NZタウポ湖観光

箱根町の姉妹都市の１つにニュージーランド王国のタウポという町があります。
箱根町とタウポは非常によく似た町同士です。

箱根町もタウポも火山帯の上にある温泉観光地で、域内に火山噴火でできた湖があります。
箱根町は「芦ノ湖」、タウポは「タウポ湖」。だから、タウポはグレートレイクタウポとも呼ばれます。
芦ノ湖もタウポ湖もスポーツレジャーやフィッシングが盛んです。

また、箱根町もタウポも首都からの国道一号線沿いにあり、国内最高の入場者数を誇る国立公園に属しています。
箱根町は富士箱根伊豆国立公園、タウポは世界遺産にもなったトンガリロ国立公園です。

箱根町大涌谷小涌谷とグレートレイクタウポが、活火山の恩恵による温泉観光地であるように、日本とニュージーランド、つまり国自体も火山活動の活発で地震の多い国として共通しています。

2011.3.11の東日本大震災が起こる直前、2011.2.22にはニュージーランドのクライストチャーチをM6.1の大地震が襲いました。
それ以前も、日本で大地震の起こる時は、前兆のようにニュージーランドで大地震が起こっていたようです。

箱根大涌谷規制解除

箱根にはタウポという火山帯温泉地という共通点のある姉妹都市があるわけですが、箱根大涌谷は現在、規制も解除され、箱根登山鉄道の夜の紫陽花号をはじめイベントが盛りだくさんになります。

大涌谷小涌谷では、個人のairbnbなどゲストハウス経営でやっている人は別として、登録観光業者には神奈川県から中小企業精度融資の緊急支援枠が割り当てられます。
宿泊やツアーキャンセルによる赤字補填を公的助成するわけですが、そんなものより規制解除により観光客で賑やかになるほうが地元全体が盛り上がるし、不安感も払拭されてベターでしょう。