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建替え診断室

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三浦市人口減―観光グルメ【三浦大根、海水浴場、三崎のマグロ】 vs 〝空き家〟

三浦市観光と人口減

三浦市の市街地の不動産買取案件、一戸建て中古住宅の売却依頼に、師走どきに行ってきました。

夏なら車で東京湾岸を横須賀経由で行きますが、年末は運輸車両が多いので、京急久里浜線で終点の三崎口駅、御崎口駅からは京急バスで三崎港~城ヶ島行きに乗車します。
三浦市の市街地・三崎港周辺は、三崎港~マグロセンター~城ヶ島といった観光グルメ資源が集中しているのに、電車の終点(三崎口駅)からバスに乗らないと辿りつけないという弱点があります。

それを補うため、三浦市内には京急のバス網が充実しています。

三浦市役所ホームページより|三浦市へアクセス

時間に几帳面な人なら、京急のバスと電車を組み合わせた通勤行程で都内や横浜への通勤も可能です。
三崎港の鮮魚や名物の三浦大根をはじめとした三浦野菜が市の中心部で地産地消で買えて、都内への通勤もOK。(三浦市三崎町は朝市も有名です)

そんな三浦市ですが、今、自宅を売りに出したり空き家化が進む、人口減少が急速に進んでいるようです。
現に、このたび私が買取の相談で伺ったのも、相続で誰も住んでいない空き家物件でした。理想的な首都圏ベッドタウンになりそうなのに、神奈川県内2位の「少人口自治体」です。

三浦大根とグルメ

三浦大根は三浦市の名物・名産品として栽培されている高級野菜です。
三浦市三浦半島といえば、三崎漁港で水揚げされる三崎マグロがグルメ番組などでも有名ですが、三浦半島が生産地になっている名産といえば三浦大根です。

三浦市は都内に出荷される大根のシェアでは神奈川県内の他市町村だけでなく全国的にもトップです。
(市町村別の『青首大根出荷量』は三浦市が全国1~2位)
しかし、ほとんどが普通の青首大根であり、三浦大根は希少品で、高級品を扱うデパートや料理屋にしか出回りません。だから高値です。

三浦市農業協同組合

昭和53年までは、種類としての【三浦大根種】が首都圏の大根市場のシェアを独占していましたが、昭和54年の台風20号によって激甚被害を受け、三浦大根の栽培が困難になりました。
そこで三浦大根に代わる三浦の農産物として、タキイ種苗が開発した青首大根系の「耐病総太り」という品種を三浦市の畑に追播しました。
そして翌55年からは三浦市で収穫される大根のほとんどは青首大根になりました。

収穫が容易で味も良い青首大根が旧来の地元大根(三浦大根)のシェアを席巻したのは、当然の摂理でした。
世田谷区の大蔵大根、江東区・葛飾区の亀戸大根、練馬区の練馬大根など、元々、貧弱な生産の安定しない【江戸野菜】だった三浦大根は、生命力の強い青首大根によって【貴重な希少種、珍品、高級な縁起物】という地位を得られました。
これでかえって高額で売買されるし、生産不良でもそれが生産量のうちの少しだけで、後は頑丈な青首大根が賄ってくれるので、生産農家の収入の安定は逆に確保されたわけです。

三浦市観光案内 観光情報スクエア

師走に行った、三浦市三崎の歳末お節料理セールでは、そんな三浦大根によるグルメレシピも紹介されていました。
【 ※ まぐろ&海鮮グルメのまち三浦市三崎町では年末三崎まぐろ祭りビッグセールが、三浦海岸でも三浦海岸どっとこいセールがそれぞれ年末に行われます。また、4月には海南神社(神奈川県三浦市三崎4-12-11)にて、食の神フェスティバル(磐鹿六雁命・食の神に感謝を捧げるイベント)を行うという、グルメには嬉しい自治体なのです。 】

www.umigyo.co.jp

三浦市の海水浴場

東京湾を千葉の房総半島と対をなして囲んでいる、太平洋から東京・横浜港への玄関口・浦賀水道のある三浦半島の先端に三浦市があります。
三浦市の海水浴場は、東京湾に面した三浦海岸海水浴場・金田海岸海水浴場(金田湾)の他に、相模湾側の和田長浜海水浴場、荒井浜海水浴場、三戸海水浴場、横堀海水浴場、胴網海水浴場、大浦海水浴場など、市の三方向のすべてにあります。

www.m-beach.com

年末は中古物件の買取依頼として仕事で行きましたが、夏には、三浦市内の海水浴場によくいきます。三浦半島は都内から近いのに、三浦市内に限らず、三浦半島の海水浴場は予想外に海水浴客が少ないです。
湘南側は、鎌倉の海岸から西湘大磯ロングビーチまで【海の日→お盆】の期間、早朝のサーファーの人たちや昼間のバカンス客で、海辺の混雑も交通渋滞も途切れることがありません。

対して、三浦半島各所の海水浴場は、都内からのレジャー客が少なく静かです。
アラサー、アラフォー以降の年齢でのんびり遊びたい人達にとって三浦海岸をはじめとした三浦半島の海水浴場は、湘南よりも落ち着いてビールが飲める(京急電車&バスを使えば)スポットです。

湘南~西湘、伊豆の熱海や下田の海水浴場では、海の家のアルバイトなのに過酷なノルマを強いられた大学生の子達がビールやチュウハイを売り歩き、カップルに向かってしょっちゅう営業をしてきます。
三浦地域の海水浴場は、それほどレジャー客がいないと諦めているのか、海の家も大人しく、ビーチに屋台は出ていても、バイトの子がビールの売り込みに話しかけてくるほどの激戦区ではありません。
三浦海岸と和田長浜以外は、盛夏に行っても、お盆の後のような黄昏っぷりです。
東京都内からのアクセスがよく、車で行っても京急久里浜線三浦海岸駅三崎口駅を利用してバスを使っても便利な、東京都民にはおススメの避暑・静養のスポットです。